Jaran Sriwijaya Belgian Shoes ブラウン スエード タッセルローファー
Belgian Shoes(ベルジャンシューズ)について
2018年くらいからセレクトショップで徐々に取り扱われるようになったシューズで、柔らかい「ふにゃふにゃ」の革で作られている革靴です。
もともとは、ヨーロッパのお金持ちの室内履きで使われていたシューズを元に、ニューヨークにあった高級百貨店の創業者がベルギーの靴職人と作り上げた靴で、ベルギーの名前が入った「Belgian Shoes」と名付けられましたが、実はニューヨークで生まれた靴とのことです。
最近は、百貨店からセレクトショップまで、かなり大々的に取り扱われていて良く見るようになりました。
アッパーの革は「ふにゃふにゃ」でかなり柔らかいものが多く、靴底も非常に薄く作られています。広い履き口、短いノーズ、ボリューム感が無く、華奢で軽やかに見えます。男性の靴でありながらフェミニンな雰囲気があります。リラックス感や抜け感が求められる今の気分にピッタリな靴ではないでしょうか。
Jaran Sriwijaya(ジャランスリワヤ)はどんなブランド?
1919年にテデ・チャンドラによってインドネシアで創業した靴工場Jaran Sriwijaya(ジャラン スリワヤ)は、
ミリタリーブーツを作っていましたが、経営者の息子ルディ・スパーマンがイギリスのノーザンプトンで修行を積み、
フランスで皮革の生産を学び「ハンドソーンウェルテッド製法」での靴作りで、2003年に「Jaran Sriwijaya(ジャラン スリワヤ)」ブランドが誕生しました。
「ハンドソーンウェルテッド製法」はビスポークシューズによく用いられていた製法で、グッドイヤーウェルテッド製法の原型ともなる製法になります。この製法は、最後のアウトソールの縫いのみを機械で、あとの工程はすべてハンドメイドで作られています。グッドイヤーウェルト製法に比べて、時間と労力がかかり大量生産には向いていないこの製法は、徐々に減少し高度な技術をもつ職人も居なくなるにつれ、とても貴重な製法になってきました。
Jaran Sriwijaya(ジャラン スリワヤ)、この「ハンドソーンウェルテッド製法」で作られているインドネシア製の靴です。安価でありながら高品質であり、日本では百貨店でも取り扱いされています。
ジャランスリワヤ ベルジャンシューズ スエードタッセルローファーの感想
ベルジャンシューズと言えば「BAUDOIN & LANGE」がまず浮かんでくると思います。ここ最近、メンズファッションの業界で多く取り上げられていてインスタグラムなどにアップされるコーディネートでもたくさん使われています。世界で最も美しいベルジャンシューズと呼ばれるこの靴はイギリスのロンドンで生み出され、オールハンドメイドで仕上げられています。
しか~し、なかなかに良い値段で1番廉価なものでも80000円以上します。ベルジャンシューズは非常に柔らかくできています。それ故に軽くて、履き心地がよくて、重たく見えないという靴なのですが、すぐに傷んでしまいそう・・・。その為、少しこの値段にしりごみしてしまいます。欲しい、でも・・・。
そこで、この靴「ジャランスリワヤ ベルジャンシューズ」です。「BAUDOIN & LANGE」の3分の1ほどの金額で手に入れることができ、ベルジャンシューズの雰囲気を楽しむことができます。この金額であればチャレンジしてみる気になるのではないでしょうか。
「BAUDOIN & LANGE」を欲しいけど値段がな~と思っていたあなた。「ジャランスリワヤ ベルジャンシューズ」でチャレンジをするというのはいかがでしょうか。
履き心地は、やはり軽く柔らかいです。履いていると薄い分伸びるのでピッタリから少しキツメに購入するのがよさそうです。今回、少しキツメに購入しましたが、それほど痛いとか辛いとかはありませんでした。あとは長持ちさせるために、ブラッシングとスエード用のスプレーで保護して、シューキーパーを入れています。シューキーパーは強すぎると伸びてしまうので、お店で聞いて購入しましょう。
この靴でチャレンジして、ベルジャンシューズにハマってしまったら、次は「BAUDOIN & LANGE」を買いましょう!
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